不倫で慰謝料を請求された場合、突然の請求に驚いたり、ご自身の家庭のことや職場のことを考えると、焦り、戸惑う方が多いと思います。
その際に、弁護士に相談すべきか否かについて迷う方も多いかと思います。今回のコラムでは、不倫慰謝料を請求された場合に、弁護士に相談するメリット・デメリットを解説したいと思います。

不倫の慰謝料を弁護士に相談するメリット

弁護士は法律の専門家であり、あなたの利益を最大限追求します

弁護士は言うまでもなく、法律の専門家であり、不倫や慰謝料に関する法律や裁判例に精通しております。相手の主張や請求額の妥当性を専門家の観点から精査し、また、あなたの主張を法的な主張として再構成し、慰謝料の減額や免除を求めます。
他のコラムでも解説しておりますが、不倫慰謝料は様々な要素から算出されること、相手の主張は相手に有利な情報を基に算出されることなどから、弁護士が適切に交渉することによって、多くのケースで、慰謝料が減額や免除になる可能性があります。金銭的負担を軽減できるのは大きなメリットです。

家族や職場にバレずに交渉を進められる

ご自身で対応すると、どうしても相手からの連絡を受ける必要があるので、家庭や職場に、相手からの電話やメール、郵便物などが届くと、周囲に不倫の事実が知られる危険性があります。

弁護士に解決を依頼すると、それ以降、相手は、あなたに直接連絡することはできなくなるので、あなたには連絡が一切こなくなります。また、必要もなく、あなた以外の人に相手から連絡をすることを禁止することも可能です。
ですので、あなたの周囲に不倫の事実が広まるのを防げるとともに、対応に割く精神的な負担を軽減できます。

不倫をした以上、それ相応の慰謝料の負担は仕方のないことですが、それ以上の過度の負担をする必要はなく、また、金銭的な負担よりも、家庭崩壊や職を失うことの方が場合によっては大きなダメージとなります。

弁護士に相談される多くの方は、このようなリスク回避を大きなメリットと考えてる方も少なくありません。

後のトラブルを回避し、終局的な解決に至る合意書面を作成

慰謝料を最終的に支払う際に、示談を結ぶことになりますが、その際に、合意された内容を書面で残す必要があります。書面という形で残さないと、後に「言った言わない」の争いや、新しい主張をもとに追加請求される場合もあります。
また、書面を残していたとしても、それに不備があれば、同様に争いが発生する危険性があります。

弁護士が対応する場合、不利な条件を排除し、最終的な解決に至るよう不備のない合意書面を作成します。後のトラブルを防ぎ、終局的な解決を図ることができるのも、弁護士に依頼する大きなメリットと言えます。

不倫の慰謝料を弁護士に相談するデメリット

弁護士に依頼すると、家族や職場にバレずに、慰謝料の減額免除の交渉を行い、後のトラブルを回避することができるという大きなメリットがあります。
その一方で、弁護士に依頼することを躊躇する方もいます。弁護士に依頼した場合のデメリットを解説します。

弁護士費用が発生する。その料金体系が不明瞭な場合もある

弁護士に事件解決の依頼をすると、解決にかかる労力や時間に対して料金が発生するのが一般的ですが、その額は決して小さいものではありません。

また、弁護士費用は、事件の解決に必要な時間や相手の出方・争い方、問題の複雑さによっても異なるため、一律に料金を定めることが難しく、料金体系が複雑になっている法律事務所も少なくありません。

気がついたら、争いが長期化し、請求額が増大しているという可能性もあります。

不倫問題、慰謝料問題に不慣れな弁護士に依頼した場合、費用を無駄にする可能性もある

法律という分野は非常に幅が広く、プロである弁護士でも全てを網羅することは至難の業です。それゆえ、どうしても弁護士にも得手不得手があり、なかには不倫や慰謝料の問題に不慣れな弁護士もいます。そのような弁護士に依頼をすると、思うように慰謝料の減額ができなかったり、また、弁護士費用の分だけ、金銭的な負担がかえって大きくなってしまう可能性もあります。

豊富な実績と安心の着手金全額保証制度のある弁護士

ここまで、不倫慰謝料について、弁護士に相談するメリットとデメリットをお伝えしましたが、当事務所なら、前述のデメリットを解消しつつ弁護士に相談する恩恵を受けられます。

明確な料金体系と初回相談無料

当事務所の料金体系は、初回相談無料、着手金固定、報酬金の割合固定と、費用体系が明確でわかりやすくなっています。また、初回相談時にも、時間設定などは設けていないので、納得のいくまでご相談頂けます。

万が一、減額に成功しなかった場合の着手金全額返金保証制度

当事務所は、不倫慰謝料の問題について豊富な実績があり、これまでの減額成功率は98％を超えています。担当する弁護士は全員不倫慰謝料問題のスペシャリストです。また、当事務所では、万が一減額交渉に失敗してしまった場合には、着手金全額返金の制度を設けています。そのため、依頼者の実質的な経済的負担はなく、安心してご依頼頂けるようにしております。

不倫慰謝料でお悩みの方、弁護士に相談したいけど費用面で躊躇されている方は、当事務所へお気軽にご相談下さい。